パソコンの組み立てを始める場合は、パーツ集めを最初に行う必要があります。通信関連やITの仕事に就いていない初心者であっても、パーツの基本的な仕様などついて情報を収集することで、パソコンを組み立てることができます。CPUとマザーボードの2つが中核となる部品です。CPUは人間の脳に相当するものであり、これをマザーボードと呼ばれベース基板に取り付けます。

CPUは使用時に発熱をするため冷却が必要ですが、通常はCPUに付属の空冷式ファンの使用で問題ありません。他に必要となるパーツとしては、ハードディスクとメモリーがあります。基本プログラムであるオペレーティングシステムや、表計算や文書作成などのアプリケーションを格納する部品がハードディスクで、その容量としては起動ドライブであれば256ギガバイト、音楽や動画などのデーターを保存するためならば2から3テラバイトが推奨されます。低価格化によってSSDと呼ばれる高速アクセスができる製品もあって、これを起動ドライブとすると操作性が格段に向上します。

メモリーは、一時的にCPUで処理する情報を蓄える部品であり、その容量はオフィスアプリやウェブ閲覧の使用が主流であれば8から16ギガバイト程度で十分です。インターネット上には、初心者向けにアプリケーションのインストール方法やパーツの組み立て方法などが記載されたサイトや、パーツの価格や売れ筋モデルの掲示板などが数多くあるので、初心者でも安心してパソコンの組み立てが行えます。

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